技術概要
既存建築物内の汚水管、雑排水管及び雨水管の管内部に発生した錆や付着物を除去して更正を図る技術である。
研磨工程は、吸引空気と研磨治具、研磨材で研磨を行い、その後高圧水にてフラッシングを行い微粉を除去する。
ライニング工程は、吸引空気、たま治具等でエポキシ樹脂を2回塗布する。 排水用硬質塩化ビニルライニング鋼管については、塩ビ用プライマーを塗布してからエポキシ樹脂を2回塗布する。
これにより一般の排水に耐えうる性能を持った強固な防錆塗膜を形成し、排水管の更正を図る技術である。
諸元性能
対象とする管径、その材質の範囲は次のとおりとする。
管 種 | 継 手 | 呼 径 |
---|---|---|
排水用鋳鉄管 | 排水用鋳鉄管異形管 | 50A・75A~200A |
水配管用亜鉛めっき鋼管 | ねじ込み式排水管継手 排水鋼管用可とう継手 | 40A~200A |
配管用炭素鋼鋼管 | ||
排水用硬質塩化ビニルライニング鋼管 | 排水鋼管用可とう継手 | 40A~200A |